たいせつじかん ?ほっと一息。少し休憩。幸せな時間?

コミュニティカフェ

夢ある街のたいやき屋さん~ゆめたい~(茅ヶ崎市若松町)

神奈川県茅ケ崎市―“湘南エリア”と呼ばれるこの地域には、おしゃれでセンスがよいカフェや雑貨店がたくさんあります。その多くは、こぢんまりとして気取ることがなく、街並みの中に溶け込んでいるようです。湘南エリアを散策する楽しみのひとつに、このようなお店を探索することがあるでしょう。

今回ご紹介するコミュニティカフェ「夢ある街のたいやき屋さん~ゆめたい~」もまた、この町の宝箱のような存在。このカフェの中は、レトロな外観だけでは想像できない、素敵なしつらえが整えられています。まちを思う人たちの気持ちが詰まった、温かな居場所~ゆめたい~。この素敵な場所のお話を、ゆめたいのスタッフにうかがってきました。

 

■たい焼き×保育園=ひと息がうれしい

-本日はよろしくおねがいします。

スタッフ:よろしくおねがいします。

-お店の中は、たい焼き店のイートインかと思っていましたが、素敵なテーブルやいすに、かわいらしい装飾、とてもゆったりしていて、まさにここは、“カフェ”ですね。

スタッフ:ありがとうございます。ここはどなたでも利用していただけるコミュニティカフェです。コーヒーはもちろん飲めますが、たい焼きを買ってここで食べてもらってもいいですし、疲れたのでちょっとひと休みに腰を下ろしにくるだけでもいいです。

-ショッピングセンターのイートインスペースみたいですね!

スタッフ:じつは、たい焼き店とこのスペースはそれぞれ独立しているのです。たい焼き店が生まれたきっかけは、茅ヶ崎市民活動サポートセンターで開催された「バリアフリーカフェ」の交流会。

障がい者の就労支援の場を増やしたい思いから社会福祉法人翔の会が、フランチャイズのノウハウで就労継続支援A型事業所「夢ある街のたいやき屋さん」を運営している事業です。私たちは、その事業を応援しつつ、まちの居場所を作るという私たちの目的のためにこのスペースを運営しています。

ですから、私たちは、なるべく利用する方のニーズに合った使い方ができるように工夫しているのですよ。ここは18時まで開けていますし、近くに保育園があるので、5.6組の親子連れが、たい焼きやスーパーで買った飲み物などを持ち込んで、お迎えのあとのしばしのおしゃべりを楽しんで帰られたりしています。

-18時までオープンしているのはうれしいですね。保育園のお迎えのあとは、おうちに帰ってバタバタと忙しい時間が待っているので、ここで少しおなかを満たしていくのは子どもたちにとってもうれしいですよね。

スタッフ:そうですね。ママたちがひとときでもほっとしておうちに帰れているといいなと思います。

-定番の小倉だけでなく、クリームやチョコ、季節のあんなど種類もとても豊富ですね。お好み焼きのようなたい焼きは、夕食代わりにもなりそうなくらいボリュームたっぷりです。

スタッフ:小倉はいちばん人気。十勝産のあずきを、お店で炊き上げ てあんこを作っています。毎月29日は“ふく”の日で、お得な価格で購入いただけたり、ポイントカードがいっぱいになるとおまけがもらえたり、たい焼き店のほうもがんばっています。

-イートインのときはお皿に入れて提供していただけるのですね。焼き立てあつあつのたい焼きでコーヒータイムなんて、幸せですね!

 

■“ここ”だから見つけられる「湘南」がある

-コミュニティカフェの方に目を向けてみると、壁一面の小箱ショップ。とてもにぎわっているようですね。

スタッフ:はい。おかげさまでとても人気があって、小箱ショップのオーナーになりたい方が待ち状態のときもあります。

-本当に素敵な作品がたくさんあって、ギャラリーかと思ってしまいます。どのような方が小箱ショップを借りられているのですか?

スタッフ:障がい者の作品の価値を高めたい思いもあって、手づくり作品を通じた交流を大切にしています。主婦の趣味で出店される方もいますが、この地域には作家さんもたくさんいらっしゃって、そのようなアーティストとして活動されている方も出店いただいています。

-なるほど!プロのアーティストさんの作品も並んでいるのですね!さきほどから目に留まる作品がたくさんあるので、小箱ショップというより、ギャラリーとかショーウィンドウのディスプレイのように感じたのですが、合点がいきました。

スタッフ:棚の高さで、お客さまの視線の留まり方が違いますから、みなさんディスプレイをとても工夫されていますよ。どの作品も素敵で、このカフェを彩ってくれています。

-本当に質の高い小箱ショップだなと思います。湘南散策でこちらへ来たら、ここでしか手に入らないお土産として買って帰るのも素敵ですね。

茅ヶ崎在住の版画アーティスト・古知屋恵子さんのコーナー

紙箱屋 玉匣(たまばこ)のコーナー

 

■セルフハンドドリップという「魅惑」

-よく見ると、小箱ショップには手作り雑貨だけじゃなく、コーヒーも置かれていますね。

スタッフ:「湘南鬼瓦」のドリップパックコーヒー(5パック250円)です。もともとは販売するだけだったのですが、せっかくなので自分でいれておいしさを体感してもらおうと、セルフハンドドリップコーヒー(100円)をはじめました。私たちがおいれする挽きたてゆめたいコーヒー(300円)もあります。

-セルフハンドドリップ!おもしろそうですね。ぜひやってみたい!

スタッフ:みなさんだいたいそうなります(笑)。本格的なドリップポットでハンドドリップするのはわくわくしますよ。「湘南鬼瓦」のコーヒーは、たい焼き店と同じ、社会福祉法人翔の会が運営する障害のある方の作業所で自家焙煎した製品なのですよ。

-セルフハンドドリップというイベント性に誘われて、湘南鬼瓦コーヒーを飲んじゃいますね(笑)パッケージも素敵。これも湘南のお土産にいいですね!

スタッフ:同じ法人のブルーベリーのクッキーも人気です。作業所のみなさんでいっしょに納品に来られて、たい焼きを食べて帰るというのも、楽しみのひとつのようですよ。

※現在、コロナ感染予防対策のため、店内での飲食については、本稿と内容が異なる場合があります。

■自然に、ゆるく、関わり合う場所

-先程から何やら気になっていたのですが、天井に張り巡らされているのは何ですか?

スタッフ:オーナメントですね。「ゆめたいの10周年記念に何かやりたいね」と言っている時、代表の提案で、このオーナメント作りを始めました。いろいろな方に布キレを持ってきていただいて、オーナメントの三角の型紙に合わせて切っておき、毛糸やボタンなど、思い思いにオーナメントを装飾できる参加型コーナーを作ったのです。ほら、あそこの小箱ショップのコーナーにあります。

-わぁ!ほんとうだ!いろいろな布地に、ボタンやかわいいリボンなどの飾り、ボンドも用意されていて、なんだか、私にもできそう・・・。やりたい・・・。

スタッフ:みなさんだいたいそうなります(笑)。保育園の子どもさんたちをはじめ、たくさんの方が参加してくださいました。なかには、おうちに持って帰って、手の込んだ刺繍をして持ってきてくださる方もいました。たまったオーナメントをつなげて、最初は天井を端から端まで渡したのですが、まだ足りず、逆の端から端まで渡してもまだ足りず、こんどは壁にそって展示するように飾りました。

-まちの方みんなで10周年をお祝いしてくれたのですね。まちの方にとっても、10周年の記念イベントに参加することで、この場所への親しみはさらに深まったでしょうね。セルフハンドドリップやオーナメントなど、ここに集まる人と資源を上手に出会わせて、自然に、ゆるく、関わる場所が、ここ、ゆめたいなのですね。

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

 

 

夢ある街のたいやき屋さん ゆめたいの店舗情報
店名 夢ある街のたいやき屋さん ゆめたい
席数 テーブル 4名席 x4
個室 なし
電話番号 0467-84-1877
最寄り駅 JR 茅ヶ崎駅
アクセス "JR東海道本線(東京~熱海) / 茅ヶ崎駅 徒歩12分(930m) JR相模線 / 北茅ヶ崎駅 徒歩15分(1.2km) ■バス停からのアクセス 茅ヶ崎市バス 中海岸南湖循環私立病院線 本村二 徒歩5分(340m) 神奈川中央交通 辻12 若松町 徒歩5分(380m) 神奈川中央交通 茅14 本村 徒歩6分(470m)"
住所 〒253-0051 茅ヶ崎市若松町 2-27
営業時間 [月-日]10:00-18:00
定休日 カフェは水曜定休(たい焼き屋はOPEN)
ホームページ https://blog.canpan.info/yumetai/
食事の提供 なし
レンタルスペース なし
レンタル棚ショップ あり
Wi-Fi なし
充電 なし
プロジェクタ投影 なし
おむつ替え設備 なし
ベビーカー入店
離乳食 お湯は利用可
ベビーシート なし
車いす着席
車いす手洗い 不可

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