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お出かけスポットインタビュー

魅力いっぱい横須賀市!歴史あり、ご当地グルメあり、一日中楽しめるスポットあり。横須賀市観光協会 廣田三果(ひろたみか)さんインタビュー

横須賀市観光協会 廣田三果(ひろたみか)さん

横須賀市観光協会 廣田三果さん

三浦半島の中腹に位置する横須賀市。ペリー来航の地として教科書にその名が必ず出てくることで横須賀市をご存じの方も多いはず!歴史の深い街、そして現在に至る軍港がある街として魅力、そして、ご当地グルメやおすすめスポットまでうまれも育ちも横須賀という生粋の横須賀っ子 横須賀市観光協会 廣田三果さんに幅広く聞いてきました!

横須賀市の魅力満載のインタビューをお楽しみください!

聞き手:たいせつじかん編集部

■時代を変えるきっかけになった街「横須賀」

ペリー公園

ペリー公園の様子

ー横須賀市というとペリー来航という歴史が大きく変わるきっかけの街のイメージがとても強いですね!

廣田さん:教科書に載っているペリー来航と横須賀市浦賀はセットで出てきますのでそのような印象をお持ちになる方が多いかもしれませんね。

実際に、ペリーが来航した場所にはペリー公園があるんですよね?

廣田さん:ペリーが黒船で停泊したのは浦賀沖だったのですが、実際に上陸したのは久里浜海岸でしたので、その場所にペリー公園があります。ペリー公園にあるペリー上陸記念碑は歴史も古く、明治34年(1901年)7月14日に除幕式が行われました。ペリーが上陸した日と同じ日に行われたといわれています。また、碑文は初代内閣総理大臣の伊藤博文の筆によるものです。

ー幕末から明治維新の歴史がお好きな方は絶対に訪れたい場所ですね。

廣田さん:そうですね!毎年たくさんの方に訪れていただいていますね。晴れた日には、公園前の砂浜から房総半島も見えますので景色もとてもきれいです。

また、もうひとつ歴史的に注目をしていただきたい所が、日本初の洋式灯台「観音埼灯台」です。明治元年(1868年)9月に起工し、翌年1月1日点灯しました。現在は、関東大震災の影響で3代目の灯台となっておりますがこちらも歴史的に重要なスポットだと思います。

ーなぜ、ここに日本初の洋式灯台があるのでしょうか?

観音埼灯台

観音埼灯台の様子

廣田さん:江戸幕府が、アメリカ・イギリス・フランス・オランダの4カ国と結んだ江戸条約の中で、安全な船舶航行のために灯台を建てるという約束をしたことで観音崎に灯台が造られたんです。

ーなるほど、ここにも幕末の頃のエピソードがあるんですね。

■軍港がある街として横須賀がたどってきた歴史と現在について

横須賀本港遠望

現在の横須賀港の様子

ー横須賀港は、軍港として利用されていますが、その歴史と今のお話をお聞かせください!

廣田さん:横須賀は、軍港のある街として日米の海軍文化とともに発展してきたと言ってもいいと思います。まずはその歴史からお話しします。

もともと、この場所には江戸幕府によってつくられた横須賀製鉄所がありました。その後、造船所とするための工事の最中に明治維新があり、明治政府に運営が引き継がれ、横須賀造船所として生まれ変わりました。

ーなるほど、もともとは造船所だったんですね。

廣田さん:そうです。その後、旧軍港四市(広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市と横須賀市)のひとつとして、日本で初めて鎮守府(日本海軍を統括するための機関)が置かれ、横須賀港が軍港としての利用されるようになりました。

そして、第二次世界大戦以降は、米海軍横須賀基地として使用されています。

また、平成28年には、旧軍港四市が「鎮守府横須賀・呉・佐世保・舞鶴
~日本近代化の躍動を体感できるまち~」として日本遺産に認定されました。

ー今では、この横須賀港めぐるYOKOSUKA軍港めぐり(以下、軍港めぐり)」が人気なんですよね?

取材日の軍港の様子

取材日の軍港の様子

廣田さん:多くのお客さまに楽しんでいただいています。横須賀の軍港めぐりは日米の艦船を一度に見ることができる全国でもめずらしいご当地クルーズです。また、艦船の動きは機密情報ですので、事前に知ることができません。そのため、乗船する時間帯によって見える艦船や景色が違うことが魅力ですね。

また、艦船はその国の水平線の色を元に決められているといわれているので日米それぞれの艦船の色を見比べていただくことも楽しいですね。

ー艦船の色は、その国の水平線の色を元に決められいるとは知りませんでした!

実際に米海軍基地の中を見学することはできるのでしょうか?

廣田さん:一般の方が米海軍基地内に入ることのできるイベントが1年に3回開催されます。

①桜の季節に開催される「日米親善よこすかスプリングフェスタ」:これは基地内で桜を見ることができるイベントです。

②夏に開催される「よこすか開国祭」:この日の夜には、「開国花火大会」が開催され基地内からみんなで花火大会を鑑賞することができます。

③秋に開催される「よこすかみこしパレード」:横須賀中のおみこしが横須賀中央駅周辺に集まってくる日なのですが、そのままおみこしが基地内に入っていきます。年によっては、米兵の方がおみこしを担ぐこともあります。

基地開放イベントは、SNSの普及とともに横須賀市民以外の方にもたくさん参加いただける大人気イベントになっています。横須賀ならではのイベントだと思いますので、みなさんにも参加していただきたいですね。

■ショッピングもグルメも横須賀らしさが満載!!

スカジャンを着こなす廣田さん

横須賀土産として有名なスカジャン姿でインタビューにこたえていただきました!

ー海軍文化は、街のいたるところで見ることができますがスカジャンショップやミリタリーショップなどはやはり横須賀らしいですね。

廣田さん:基地周辺のドブ板通りには、スカジャンショップやミリタリーショップがたくさんありますね。スカジャンは、「ヨコスカジャンパー」の略称で、米兵が日本のお土産としてより日本らしいものが欲しいということで上着に和柄の刺繍を入れて持ち帰ったことが始まりとされています。

ドブ板通り

ドブ板通りの様子

ースカジャンは、今ではファッションとして定着していますからこういったことが発祥だとは知らない方も多いかもしれません。また、ドブ板通りを歩くとヨコスカネイビーバーガーや、よこすか海軍カレーのお店を見かけますし、多くの人で賑わっていますね。

廣田さん:横須賀にはたくさんのご当地グルメがあります。代表的な4つをご紹介します。

①よこすか海軍カレー:明治41年に発行された「海軍割烹術参考書」のレシピをベースに現代版に復元したカレーです。

②横須賀海上自衛隊カレー:現在の海上自衛隊の各艦に乗り込んでいる料理長のレシピを地元のカレー店が食材から工程までを忠実に再現したカレーです。提供するには、調理指導がありOKをもらえたお店だけが提供できるというルールになっています。15店舗で16種類のカレーが食べられます。※2019年5月現在

海上自衛隊の航海は長期間に及びますので曜日感覚を失わないようにするために、毎週金曜日にはカレーが出るようになっているんですね。そのカレーが各艦隊によって違っているので、それぞれの艦隊のカレーが地元横須賀で食べられるんですね。

③ヨコスカネイビーバーガー:米海軍の伝統的なハンバーガーのレシピが横須賀市に提供され誕生した牛100%使用のアメリカンスタイルのハンバーガーです。横須賀市の認定がないと提供できないルールになっています。

④ヨコスカチェリーチーズケーキ:日米友好の証として日本のシンボルとして桜=チェリーをトッピングした米海軍横須賀基地がプロデュースしたチーズケーキです。

横須賀は観光ガイドも豊富にそろっています

観光ガイドマップもたくさん用意されています!

ーTVのグルメ特集などでよく見かけますね!

廣田さん:たくさん取材をいただいていますのでご存じの方も多いですよね。お休みの日には行列ができるということもあります。

また、ドブ板通りのお店は、米兵も多く立ち寄りますので、「キャッシュオンデリバリー」というお金を払ってから商品を受け取るスタイルのお店が多いことと、米ドルが使えるお店が多いというのも独特の文化だと思います。

■お子さんも楽しい!遊べるスポットご紹介!

ー横須賀の魅力として、自然が多く海も山もありますよね。そんな横須賀の子ども連れで楽しめるスポットを教えてください!

廣田さん:それでしたら、長井海の手公園ソレイユの丘、くりはま花の国、猿島がおすすめですね!

①長井海の手公園ソレイユの丘

ソレイユの丘

ソレイユの丘の様子

ソレイユの丘は、フランスのプロヴァンス地方をモチーフにした建物が並び、旬の野菜の収穫体験や動物ふれあい体験などたくさんの体験が楽しめます。園内には、三浦半島を一望できる観覧車、夏場はじゃぶじゃぶ池、手ぶらで楽しめるBBQ場、オートキャンプ場と温浴施設など1日中楽しめるスポットです!

住所:神奈川県横須賀市長井4丁目地内

また、近隣には農産物直売所「すかなごっそ」があります。三浦半島で取れた農産物と長井漁港の朝採れの鮮魚が並び、横須賀の味をお楽しみいただけます。

②くりはま花の国

くりはま花の国

くりはま花の国の様子

1年を通して、さまざまなお花を楽しめる公園です。春はポピー、秋はコスモスが咲き乱れ、シーズン中は市内外から多くの方が訪れます。また、ハーブを眺めながら足湯につかったり、東京湾を一望できる天空BBQも大人気です!

冒険ランドのボルダリング施設、ハーブ園の大型ロング滑り台などお子さんに人気の施設もたくさんあります!かなり広い公園なので、1日中遊べると思います。

住所:神奈川県横須賀市神明町1番地

③猿島

猿島

猿島の全景

東京湾に浮かぶ無人島猿島です。こちらは、かつて砲台が置かれ東京湾を守る要塞島の役割をしていました。そのため、島内の雰囲気がジブリアニメの「天空の城ラピュタ」の世界観に似ているとして”リアルラピュタ”と呼ばれているようです。

島内には貴重な歴史遺産が多く、平成27年には、「国史跡」に指定されました。

猿島の島内の様子

猿島の島内の様子

夏場は、ビーチでBBQや釣りを楽しむことができますので、多くお客様でにぎわいます。東京から1時間程度という立地のよさと非日常が味わえるということで大人気のスポットです。

ー横須賀って本当に見所がたくさんありますね!最後に、廣田さんが生粋の横須賀っ子として好きな場所を教えてください!

廣田さん:個人的には、三笠公園が好きですね。平成29年には三笠公園内にある世界三大記念艦「三笠」が日本遺産の構成文化財に追加で認定されました。日露戦争当時の姿をそのまま残す三笠を見ることができますし、実際に東郷平八郎が歩いた甲板などは横須賀ならではの歴史を感じられるスポットだなと思います。

ー今日はありがとうございました!

 

編集部のひとこと

ライター

ゆめちゃん

横須賀を訪れてみた率直な感想は、「横須賀ならでは」「横須賀らしさ」という言葉が当てはまるスポット、グルメ、お土産がたくさんあるということ。そして、それぞれにしっかりとエピソードがあり、取材する側としてはとても楽しい時間でした。

横須賀港を中心に広がる海軍文化を訪ねる旅には、また日をあらためて行ってみたいと思います。時間をかければかけるほど新しい発見があると思います!もし、ほかにも横須賀の魅力を知っている方がいたら、ぜひ教えてほしいです!

そして、もうひとつは豊かな自然を楽しめるということ。海あり山ありの横須賀を次のお休みにたずねてみてはいかがでしょうか?

編集部メンバー

編集長
かなさん

ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。

ライター
せいくん

家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。

ライター
ゆめちゃん

好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。

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