たいせつじかん ?ほっと一息。少し休憩。幸せな時間?

輝く女性インタビュー

片づけを仕事にしてからの妊娠と出産! 赤ちゃんを迎えるための準備と収納品選び

佐藤美香

★今回のたいせつじかんは、ライフオーガナイザーの佐藤美香さんによる寄稿となります。

はじめまして、ライフオーガナイザーの佐藤美香と申します。思考の整理からはじめる片づけ支援サービスを提供するプロです。今の仕事をはじめて6年ほどになります。

私には、中学3年生・小学6年生・2歳の3人の娘がおりますが、三女の妊娠・出産の際には、今の仕事で培ってきた知識、今までくらしに取り入れてきたしくみ、上の子2人の子育て経験が随分役に立ちました。

新しい家族が増えることは、とても幸せで嬉しいことですが、同時に不安や心配なことも増えていきます。

妊娠中の家事や、産後の赤ちゃんのお世話が、身体に負担を与えることもありますし、経済的な不安もあるかもしれません。

ですが、準備をすることで回避できることがあります。知っていることで、慌てなくて済むかもしれません。

出産準備や、赤ちゃんのものの収納、家族のかかわり方など、わが家の例をご紹介いたします。

■出産準備 必要なものはどんどん購入?お下がりはどうする?意識してほしいこと

□購入の際には、少し先をイメージしてみる

赤ちゃんグッズを取り扱うお店やサイトでは、出産前にそろえておきたいもの一式のリストが手に入ります。

赤ちゃんグッズを一つひとつそろえていくのは、生まれてくる赤ちゃんを待つ間の楽しみでもありますよね。

かわいらしいものが多いので、どんどん購入したくなります。

ですが、そうやって選んだものは、赤ちゃんが成長した後に、手放しにくさに変わります。

購入する際には、保管するためのスペースがどれくらいあるのか?下のお子様が生まれてきた時にも使えるのか?など、少し先のこともイメージしてみてくださいね。

□お下がりOK!身近な人に声をかけてみる

また、お下がりOKな方は、早めにまわりの人に声をかけておくのも大切です。

現在2歳の三女、親戚や友人からのいただき物で、衣類は今まで買わずに済んでいます。

ほかにも、使わずに終わってしまったからと新品の哺乳瓶やタオル、靴などもたくさんいただきました。

お祝いにいただいたもの、使うタイミングを逃してしまったものなど、大切に保管されていたものです。

三女の出産と長女の卒業・入学が近く、時間的にも経済的にも忙しい時期でしたので、とても有難かったですし、

届けてくれた親戚や友人たちには、使ってくれる先ができて嬉しいと喜ばれました。

□在庫管理のためのスペースを用意する

在庫管理のためのスペースを確保

出産前に、お祝いやお下がりをいただくことがあります。いろいろなものが一気に届くことが多いので、あらかじめ管理がしやすいようにスペースを作っておくといいですよ。どのサイズが何枚くるか?など、予想がつかないので、ざっくりの分類で十分です。

わが家の場合は、ベッド下の引き出しに紙パックで仕切りを作り、単肌着、長肌着、ガーゼなどを収納していました。どれくらいの量になるかわかるまでの仮置きのつもりでしたが、使いやすかったので、今でも少し大きめの衣類を管理するのに使っています。

■赤ちゃん専用グッズは本当に必要?

□代用できるものがないか?考える

たとえば、赤ちゃんの衣類タンス、小さな赤ちゃんの衣類も出し入れしやすく、見た目もかわいいものが多いですね。

ですが、赤ちゃんが成長した後に使えなくなってしまうとしたら、もったいない。そもそもタンスが必要なのか?と考えました。

結局、わが家で購入し使用しているのは、ホームセンターやネットでも手に入るベッド下専用のキャスター付き収納ボックスです。現在もとても便利に使っていますので、このボックスを選んだポイントをご紹介いたします。

1.価格がお手頃

物入りな時期だったこともあり、価格は重要ポイントでした。

2.深さが浅いこと

小さな赤ちゃんの衣類、深いものだと上にどんどん積み重ねてしまい、取り出しにくくなってしまいます。

浅くて、中身が全部見渡せる方が管理しやすいです。

3.軽いこと

赤ちゃんのお世話は、上の子にも手伝ってほしいと考えていましたので、上の子の手が届くことや、軽くて持ちやすいことも重要ポイントでした。

4.将来的にほかの用途でも使用することができる

お手頃価格のものとはいえ、ほかの場所でも使いまわせるものの方が安心です。

赤ちゃんが成長しても、防災備蓄や寝具の洗い替えを収納できるなと考えました。

5.空きスペースを活用できる

空きスペースの活用

すでに上の子の小学校、中学校の学用品や衣類が増え、新たにスペースを設けるのは難しい状態でしたので、ベッド下などもともと空いているスペースを活用できてよかったです。

6.買い足しがしやすい

いくつかまとめてでないと購入できないものだと、購入する時に勇気がいりますよね?使い勝手を確認してから、ひとつずつ増やしていける商品だと安心です。

わが家の場合は、専用でないことでのメリットの方が大きかったように思います。

□なくてもいいかも?と考える

そろえるのが当たり前と思っているものの中には、じつはなくて大丈夫なものがあります。たとえば、ベビーベッド。

かさばるものが多いです。ベッドでのおむつ替えは楽そうに見えて、ベッドの高さや造りによっては、面倒なことや、腰に負担がかかることもあります。

というのも、私自身ベビーベッドがあることで苦労しました。

長女の出産の際に伯母の家でお世話になりましたが、伯母が張り切って大きなベビーベッドを用意してくれたのです。広い伯母の家では不便なく使っていたベビーベッドですが、自宅に戻り寝室に置くと、その存在感にビックリしました。大きい方が使いやすいだろうと思って購入してくれたものでしたが、自宅の狭い寝室では、通り道を確保するのがやっとで、柵の開け閉めもしないで使うことになりました。里帰り出産などで、自宅以外で先に使用する場合は、注意が必要です。

この経験があったので、三女の時にはベビーベッドは購入せず、リビングのソファベッドをベッドの状態にしてカバーをして、寝返りするまでの期間を過ごしました。不便があったら、ベビーベッドに切り替えればいいと思って試してみましたが、上の子たちが横に並んであやしやすく、よく遊んでくれたので、わが家ではメリットの方が多かったです。

また、友人は、ベビーバスを買わずに、洗面台をお風呂がわりに使っていました。衛生観念など人それぞれですが、友人は腰に負担がかからず、使いやすいと言っていました。

このように、あるのが当たり前と思っているものの中には、なくても大丈夫なものもあります。

すぐに何でもそろう時代だからこそ、すこし違う方法を試してみてからでも、いいのではないでしょうか?

□一時的なものと割り切って考える

ベビーグッズは、A型のベビーカーや、ベビーバスなど、使う時期が短いわりに、かさばるものが多いですよね。

下のお子様が生まれたら使うように保管するとなると、かなりのスペースが必要になります。

使う期間より、保管している期間の方が、ずっと長くなる場合もあります。

最近では、リサイクルショップでも、比較的新しくきれいなものがあります。一時的なものと割り切って、リサイクルショップを利用してみるのはいかがでしょうか?リサイクルショップで購入し、使い終わったら売りに行くという流れができれば、保管場所に頭を悩まさなくても済みますよ。

■家族の協力を得るための環境作り

□つわり期間や入院時の家族の食事

出産は大仕事です。ママの身体をしっかり休め、ベストな状態で迎えたいですよね。ですが、上のお子様が小さければゆっくり寝ているのは難しいですし、入院中のご主人の食事だって気になります。体調がいい時に、簡単に調理できるよう食材を準備しておくことで、家族に頼みやすくなりますし、入院中の心配も軽減します。

いつくるか?が予想しにくいだけに、日もちする冷凍庫での準備をおすすめしています。

私が、つわり中に便利と感じた自家製冷凍について、いくつかご紹介いたします。

自家製冷凍の例

1.具材別にカット

ねぎや、玉ねぎ、人参など、いろいろな料理に使える野菜は、切って冷凍しておくと便利です。また、ほぐした魚、細かく切ったベーコンや油揚げもあると、野菜と組み合わせて使えます。パラパラになっている冷凍ひき肉を使ってもいいと思います。

日頃から、どんな食材が冷凍庫の中にあるかを家族が知っていると、つわりなどで具合が悪くても「冷凍のごはんとねぎと鮭で、おかゆ作って」と言うと、自分が起き上がらなくても、すぐに作ってもらえたので、とても助かりました。

 

2.いっしょに使う食材をセット

食材をセットして冷凍

具材別の冷凍のほかにも、ピザセット・スープの具・焼きそばの具セットなど、いっしょに使う食材をセットして冷凍しておきました。

私がいない時でも、食パンの上にソースを塗って、ピザセットとチーズをのせて焼けば、ピザトーストができ上がりますし、水を入れた鍋の中にスープの具セットとコンソメを入れれば、スープができ上がります。

3.調理済みのリメイク

調理済み料理のリメイク冷凍

カレーやシチューなどを作る際は、多めに作って冷凍しておくといいですよ。そのまま温めても食べられますが、リメイクに使えば最初から作る手間はなく、ボリュームある料理を作れるので、家族にお願いしやすいのです。

たとえば、冷凍したカレーとごはんを温めてから混ぜ、チーズをのせて焼けば、カレードリアができ上がります。

同じ料理でいくつかリメイクできれば、入院中も家族が同じ料理で飽きなくて済みますね。

□家族にわかりやすく取り出しやすい収納

家事を手伝ってもらうには、家族に分かりやすく、出し入れしやすく収納することが大切です。たとえば、配膳を手伝ってほしいのならば、お子様でも手の届く場所に、よく使う食器をひと目で見渡せるように収納しておくといいですよ。

食器の収納の例

ほかにも、いっしょに使うものをカゴにセットしておく、中身が見えるような透明や半透明の容器に入れるなど、わかりやすくしておくことも大切です。せっかく手伝ってくれているのに、「どこにあるの?」「何度言えば覚えるの?」なんて、やりとりは避けたいですよね。

食器の収納の例02

□気がついた時にすぐできる配置

家事の中でも、とくに掃除などは後回しにしてしまいがちです。ですが、すぐに対処すれば、あとで苦労して汚れを落とすなんてことしなくて済みます。お子様がお手伝いしたがる小さいうちに、習慣にしておけるといいですよね。

わが家では、三女の椅子の裏にカゴをぶら下げ掃除道具を入れています。

子どもの椅子に掃除道具

今のところ、さほど戦力にはなりませんが、まずは「知る」ことを大切にしています。知らないことは、できるようにはなりませんものね。

ほかにも、シンクの横に小さな箒や塵取りをぶら下げていますが、私が掃除機をかけている横で箒を掃いたりしています。

くらしを楽にするには、自分や家族にあった方法を見つけることが大切です。出産や育児は、くらしを大きく変化させますが、今の自分には「何が必要か?」「どんなくらしがしたいのか?」がわかっていれば、選択肢がハッキリしていきます。その都度、お子様の成長や、ご家族の状況に合わせ、柔軟に対応しつつ、手を抜けるところでは手をぬき、できた時間の分だけ子育てを楽しんでいければいいなと願っています。

 

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佐藤美香

ライフオーガナイザー/リユースマスター

中学3年生、小学6年生、2歳の三姉妹の母。

子供が自分でできる・家族が分かりやすい収納をご提案しています。

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今回はパルシステム神奈川ゆめコープにて取り扱う「コープ共済」<wbr />の知識を深める学習の一環として、たいせつじかん編集部が有識者へ取材要請し作成し<wbr />た記事です。
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編集部のひとこと

編集長

かなさん

出産控えたママには心配ごとがたくさんあると思います。

そんなママにも大丈夫だよと、そっと寄り添えるような記事をこれからもたくさん取材していきたいと思います!

今回は、はじめて寄稿でライフオーガナイザー/リユースマスターで3児の母でもある佐藤さんによる
「赤ちゃんを迎えるための準備と収納品選び」でした。

とても、実践的な内容で私でも簡単に出来そうなものばかりでした!

明日から私もやってみよっと♬♬

編集部メンバー

編集長
かなさん

ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。

ライター
せいくん

家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。

ライター
ゆめちゃん

好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。

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