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パルシステムインタビュー

商品を届けるだけではない心のつながりを感じる仕事とは?パルシステム配達担当者インタビュー

横浜中センター安達さんと堀内さん

パルシステム横浜中センターの配達担当、安達嵩(あだちたかし)さん(右)、堀内謙一(ほりうちけんいち)さん(左)

パルシステム神奈川ゆめコープ横浜中センターで配達を担当されている安達さん、堀内さんにお話をうかがってきました!普段聞くことができないお仕事の裏側や、大切にされていることなどいろいろと聞いてきました!

聞き手:たいせつじかん編集部

ーーまず、配達担当者のお仕事について簡単にお聞かせください。

堀内:大きくわけるとカタログの配付・商品の配達・配達後の作業の3つです。

ーーでは、まずカタログの配付についてお聞かせください。

堀内:カタログは毎週内容が変わりますので、自分が担当をしている組合員へお届けするカタログの準備をします。

ーーお一人でどのくらいの組合員を担当されているのでしょうか?

安達:はい、1日あたり70軒程度ですので、週で考えると350軒程度を担当しています。

ーー350軒というとかなり多いように感じます。これだけの組合員にお届けするうえで気を付けられていることなどはありますでしょうか?

横浜中センター堀内さん

堀内:私たちは、自分自身で作成した「担当者ニュース」を毎週カタログに同封してお配りしています。

ーー毎週、ご自身でレターを書かれているのですか?

パルシステム担当者ニュース

※実際の担当者ニュースです。

安達:はい、本当に何気ないことが中心のレターですが、1日あたり70軒のお宅におうかがいするので、それぞれのお宅でお話できる時間がかぎられます。お話する代わりに、私たちを知っていただくためにとても大切なことであると考え、取り組んでいます。

ーーそれは、とても大切なことですね。このまま商品の配達についてうかがえればと思います。毎週の配達の度に組合員と顔を合わすことになると思うので、このように配達担当者の方を知っていただく取り組みはとても重要ですよね。

安達:はい、できればパルシステムの安達が来る日だと楽しみに思っていただけるほうが嬉しいので、できるかぎりのことはやりたいと思います。

堀内:毎週お会いするので名前も覚えていただけますし、配達日ではない日にお会いする機会もありますもんね。

安達:はい、おみかけすれば「こんにちは!!」と挨拶をさせていただきますので、良い関係をつくっていきたいと考えております。

ーー商品をご自宅にお届けするということでいうと宅配便と似ていますが、決まった配達担当者が商品をお届けするところが宅配便とは大きく違うところですね。

堀内:はい、1週間に1度お会いしますし、配達担当者のひととなりを知っていただき安心してパルシステムのサービスをご利用いただくことが配達担当者の重要な仕事であると考えています。

ーー他にも何か気を付けていらっしゃることはありますか?

堀内:組合員によって、喜ばれるポイントはさまざまですので、なるべくおこたえできるようにと考えております。

例えば、ご不在時には商品を事前に決めた場所に置かせていただくのですが、その場所を各組合員毎にしっかり覚えるとか、商品のカバーをかけることをご希望されている方とご希望されない方を覚えるとか、ご希望に沿うようにしております。

ーー350軒覚えるのは大変ですね。

堀内:初めは大変ですが、覚えてしまえばとくに苦はありませんよ。

安達:やはり、毎週まわるので350軒すべてのお名前や家族構成などもしっかり覚えています。

ーーなるほど。では、その中で配達担当者の方あるあるのエピソードを教えてください!

堀内:配達担当者はみんなあると思いますが、お届けした際に飲み物をいただきますね。

夏はとても汗をかくので、ありがたいです。

しかし、1日70軒配達しますので、遅くとも1時間で10軒は配達しないといけませんから、長居ができないことが心苦しいです。

安達:2週間連続で同じ曜日に休みをいただいた時などに、「担当者さん変わっちゃったのかと思ったわ。よかった。」と言っていただくこともあります。そう言っていただけると本当にうれしいですね。

あとは、お一人でお住まいになっているお年寄りの方の場合は、配達時にご不在だと心配になります。その場合は、センター帰着後にお電話をかけてご連絡をすることもあります。

ーーそこまで、おつきあいが深くなると担当エリア変更や、部署異動などで担当者が変わる際は寂しさもありますよね。

堀内:もちろんあります。

安達:もちろん、そうですね。

ーーでは、配達する際に大変なことはありますか?

堀内:やはり、「夏」です。じつは暑さよりも大変なことが蚊なんです。

ーー暑さよりも蚊ですか?それは想定外でした!詳しくお聞かせください。

堀内:保存パックにドライアイスを一杯に詰め込んで配達にいくのですが、どうやら蚊は二酸化炭素の関知機能があるようで、二酸化炭素を出すドライアイスによって来るらしいんです。

そのため、夏はたくさん蚊に刺されるのです。これが結構大変です。

だから、虫よけスプレーは必須ですね。

横浜中センター安達さん

安達:まったく同じです!

ーーあと、横浜中センターの担当エリアは坂の多いエリアですが、その点はいかがでしょうか?

堀内:坂の途中で停車をするとなると、積み荷が崩れないようにすることが結構大変ですね。

安達:積み荷の隙間を段ボールなどでギュウギュウに詰めておかなければいけませんね。

ーー配達担当者ならではのお話ですね!では、配達後の作業について教えてください。

横浜中センター配達終了後

夕方には、配達を終えてたくさんのトラックが横浜中センターに戻ってきます。

安達:基本的に2つです。荷台・通い箱・ドライアイスなど配達機材の片づけと注文用紙をいただけていない組合員への電話確認です。

ーー注文用紙をいただけなかった方へのお電話は配達担当者が行っていらっしゃるんですか?

堀内:基本的にはそうです。「本日、注文用紙をお預かりできなかったのですが、来週分はどうしますか」とお聞きしますね。

そして、渡し忘れたということであれば、お電話で注文をお聞きしますね。

ーー注文を受け付けることもやられるんですね。

堀内:注文ダイヤルという注文専用の番号があるのですが、ご希望であればその際にお聞きしていますね。

ーー配達担当者は、完全に組合員に寄り添ってサービスを提供することを心がけていらっしゃるんですね。では、最後にこのお仕事をしていて良かったと思うことを教えてください!

堀内:やっぱり「いつも助かるわ」の一言をいただけることですね。

安達:私も同じです。やはり、商品をお届けして、組合員から「ありがとう」と言っていただいたり、日々の小さなことでもお話できるということがこの仕事の醍醐味だと思います。

あと、ある組合員がおすすめと言っていた商品をほかの組合員におすすめする。そして、その商品を皆さんに知っていただき、良いと言っていただけるということもあります。これはすごく楽しいです!

ーー確かに、配達を通じて人のつながりを感じることができますね!最後のつもりでしたが、もうひとつ質問させてください!皆さんがおすすめするパルシステムの商品を教えてください。

堀内:パルシステムの扱っている食パンは本当においしいですよ。これは本当に自信をもって言えます!もし、まだパルシステムをご利用いただいていない方がこのインタビューを読んでいらっしゃるなら、どの商品でもよいのでひとつ食べていただきたいなと思います。

安達:私はいつも冷蔵庫にストックしている商品があります。『和風おろしハンバーグ』『さばのみぞれ煮』です。これは本当においしいですし、調理も簡単です!

堀内も言っていますが、まだご利用頂いていない方は何かひとつ商品をたべていただきたいですね!!

ー配達後のお疲れのところありがとうございました。

編集部のひとこと

お二人は配達のお仕事が大好きなんだぁと思いながらのインタビューでした。宅配便と違い、商品を届けるだけではないパルシステム。そのサービスを支える配達担当者のお話にはたくさんの発見がありました。もっとたくさんの配達担当者に話を聞いてみようと思います!

編集部メンバー

編集長
かなさん

ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。

ライター
せいくん

家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。

ライター
ゆめちゃん

好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。

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