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輝く女性インタビュー

専業主婦から社会復帰の際に保育園の重要性を痛感!実際に保育園を作ってしまった松尾実里さんのインタビュー

専業主婦から社会復帰を考えた際に、さまざまな障壁を痛感したと語る主婦・ママ専門の人材派遣会社インブルーム執行役員の松尾実里さん。インブルーム社の派遣社員から執行役員になられたパワフルウーマンです。ご自身の経験から、ママのためのコミュニティスペース「ikutaまちぐるみ」、「えみのき保育園」、児童発達支援事業「LA-OHANA」を開業されたお話をうかがってきました!

聞き手:たいせつじかん編集部 

■ぐれた3年間。そこから社会復帰に至る経緯とは

インブルーム社執行役員松尾実里さん

インブルーム執行役員の松尾実里さん

ー専業主婦として子育てをされていた松尾さんが、ママのためのコミュニティスペース「ikutaまちぐるみ」、えみのき保育園、児童発達支援事業「LA-OHANA」を運営されることになった経緯を教えてください。

松尾さん:もともとは、不動産業界で営業マンとしてバリバリ働いていたのですが、つわりがひどく、退職をし3年間は専業主婦をしていました。

その間は、同じマンションのママ友と社会復帰したいよねっという話は常にしていたんですが、調べてみると働いたら赤字になるということがわかったんです。

私は川崎に住んでいるのですが、川崎の一時保育は、1日2,600円なんですね。アルバイトで時給900円で3時間働いたら1日のお給料は2,700円です。その上で、お昼を外で食べる、洋服を買うとなったら、稼ぐというより、赤字が増えるということだと知ったんです。

ーなるほど確かにそういうことになりますよね。

松尾さん:そうなんです。時給の高いアルバイトは、ママのライフスタイルとは合わない場合が多いですから社会復帰はなかばあきらめていました。ですから、この3年間はかなりぐれてましたよね(笑)

そんな中、主婦・ママ専門の人材派遣会社のインブルーム社を知り、派遣スタッフとして社会復帰しました。主婦・ママ専門なので、私たちのライフスタイルに理解のある派遣先企業ばかりで希望通りのシフトで働けるし、時給もアルバイトと違い高いので、一時保育をつかっても、充分稼げることがわかったので、すぐ働き始めました。

私が働き始めたら、同じマンションの15世帯のママがいっしょに働くようになりましたから、みんな働きたかったんです。条件にあう仕事がなかったんだけだったんですよね。

■「仕事と保育園をいっしょに紹介してくれたらいいのに」という思いから始まる

ikutaまちぐるみの松尾さん

松尾さん:私が社会復帰をした時に、「お仕事の紹介といっしょに保育園を紹介してくれたらいいのに」と強く思いました。そうしたら、もっと社会復帰できるママが増えるはずと思ったんです。その時から、インブルームで保育園をやりたいと思うようになりました。そうすれば、お仕事と保育園をいっしょに紹介できるようになりますからね。

でも、当時は株式会社が認可保育園を開業することができませんでしたので、すぐに実現はできませんでした。

ーそういうルールがあるんですね。知りませんでした。では、ここからどのように保育園の開業が実現していくのでしょうか?

松尾さん:じつは、保育園の前に、児童発達支援事業が株式会社でも運営できるように制度変更がありました。私の子どもが通っていた幼稚園には、障害を持つ子どもも入園していたので、そういった子どもを持つママの大変さも痛感していました。そのため、先に児童発達支援事業として「LA-OHANA」を開業しました。

LA-OHANAの教室

「LA-OHANA」の教室はこちら

ーなるほど、「LA-OHANA」の開業の経緯はそういうところだったんですね。

松尾さん:そうですね。その後に、内閣府企業主導型保育事業の募集開始がはじまり、「えみのき保育園」の開業をすることができました。この制度によって、認可保育園と同じような条件で株式会社が運営ができるようになったために、参入できました。

えみのき保育園の内観

「えみのき保育園」の教室はこちら。陽あたりがとても良いですね。

そして、保育園の開業と同時に今のビルに入居したのですが、空きスペースがあったので、ここにママのためのコミュニティスペース「ikutaまちぐるみ」を作りました。

ikutaまちぐるみの地図

小田急生田駅徒歩5分の場所にビルがあります。

ー「えみのき保育園」、「LA-OHANA」といっしょにコミュニティスペースを作られたのはなぜなんでしょうか?

ikutaまちぐるみの内覧

ikutaまちぐるみは、おしゃれな雰囲気です。

松尾さん:私のまわりは優秀なママばかりなのに、働くための情報が行き渡っていないなと思い、ママ達が情報共有をできる場を作りたかったんです。

ここは、ママ達に子連れで自由に使っていただけるスペースで、カフェも併設されているので、ランチもできるようになっています。コワーキングスペースとしてお使いいただけるので、「えみのき保育園」に預けて近くで仕事をするということも可能です。

ーなるほど、ご自身の経験から感じられた課題を解決する複合的なサービスをつくっちゃったんですね!すごいパワフルですね。

松尾さん:そうですね。今は、ikutaまちぐるみでできる仕事がご紹介できるように営業をがんばっています!

ーなるほど。そうなれば、本当に仕事の紹介と保育園の紹介もいっしょにできるようなるんですね。すごいパワーだなと思うんですが、松尾さんは派遣スタッフから執行役員になられているんですよね?

松尾さん:そうですね。派遣スタッフとして働き始めてから4年ですね。もともと、インブルームは人材派遣業のみでしたが、私があれもこれもやりたい。さらに、地元の川崎でやりたいと言い続けていたら今のようにになっていますね(笑)

何でもやらせてくる社長のお陰ですね!

ーそうなんですね。新しい出会いが松尾さんに新しい挑戦のチャンスを与えてくれたんですね!では、最後に社会復帰を考えているママにひとことお願いします。

松尾さん:そうですね、私にとってはインブルームの社長との出会いがとても大事なことでした。今後は、私がママ達にこのような出会いのきっかけを作っていきたいなぁと思っています。

この経験からお伝えしたいことは、お住まいの地域のコミュニティなどに参加して、いろいろなママ達のお話を聞く機会をもつといいと思います。どうしても、子どもと向き合っていると情報が入ってこなかったり、ひとりで思い悩んでしまうこともあると思いますので、ママが常に笑顔でいられる環境を見つけていただけれたらいいなと思います。

ー松尾さん今日はありがとうございました。

▼各サービスのホームページはこちら▼

「ikutaまちぐるみ」:https://www.machigurumicafe.com/

「えみのき保育園」:https://eminoki-hoiku.com/

「LA-OHANA」  :http://la-ohana.jp/

「インブルーム」  :http://in-bloom.co.jp/ 

編集部のひとこと

ゆったりとした口調とは裏腹にとてもパワフルにお仕事をされているなぁと思いました。ご自身の経験から、課題を見つけて、解決方法を具体的に実現していく過程での原動力には、ママ達からの感謝があったといいます。

今後のビジョンでは、今進めている保育園+コミュニティルーム+お仕事の紹介という形をより成功させて、拠点を増やしていきたいとお話されていました。もしかしたら、みなさんのお家の近くにも新しい「まちぐるみ」ができるかもしれませんね!

 

編集部メンバー

編集長
かなさん

ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。

ライター
せいくん

家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。

ライター
ゆめちゃん

好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。

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