輝く女性インタビュー
- 神奈川県の目線を大切にしたニュース番組を作りたい!tvkキャスター青木 梨紗さんインタビュー
テレビ神奈川の報道番組「NewsLink」キャスター青木 梨紗さんに本番前のお忙しい時間にキャスターというお仕事についていろいろお聞きしてきました。キャスターをめざしたわけ、キャスターとして大切にしていることなど、素顔の青木さんのインタビューをお楽しみください。
聞き手:たいせつじかん編集部
■夜討ち朝駆けを経験した記者時代とは
tvkキャスター青木梨沙さん
―青木さんは、tvkのキャスターになる前は福岡の放送局で記者をされていたんですよね?
青木さん:大学卒業とともに福岡県の九州朝日放送に入社して、営業を経験したあとに報道部の福岡県警の担当記者になりました。
―なんか警察の担当記者って大変そうですね…
青木さん:よく言われるのですが、みなさんが想像されているものとは少し違うかもしれませんが、夜討ち朝駆けのようなことは経験しましたね。
―おっ、そこのところを詳しく教えてください。
青木さん:県警担当なので、警察署や、警察幹部のご自宅の近くで取材をするんですね。記者には、時間はあまり関係ありませんから夜討ち朝駆けといわれるような取材も経験しました。
少しでも情報を聞き出そうと記者の方はみなさんがんばっていらっしゃいますよね。
―記者の方のお仕事ってニュースの原稿となる情報を取材して集めてくるということかと思いますが、印象的な取材はありますか?
青木さん:福岡で6億円相当の金塊と3億円の現金が強奪された事件は、取材をしていて印象的な事件です。みなさんもご覧になったことがあるかと思いますが、中継をつないで記者がニュースを読む場合があるのですが、この事件の犯人逮捕のときは私も取材をして中継でニュースを読みました。
―記者さんってかっこいいですね。なんかあこがれちゃいます。
■「伝える」という仕事に責任をもってのぞみたい
―なぜ充実した記者としての生活からキャスターになろうと思われたのかを教えてください。
青木さん:ひとつのニュースを視聴者にお伝えするまでに、たくさんの人がたずさわるわけですが、最後の「伝える」という仕事はキャスターが担当するんですね。そのことにやりがいを感じたんです。
―それは、記者を経験されているから感じるんでしょうか?
青木さん:そうかもしれません。記者ががんばって取材したニュースをお伝えするという仕事に責任を感じるとともにやりがいや楽しさを感じるのは、記者の経験がベースにあると思います。
―では、担当されている「NewsLink」についてお聞きしたいです。この番組は2018年4月から担当されているんですよね?
青木さん:そうですね。担当して半年が過ぎました。
※2018年9月初旬にインタビューを実施しました。
tvkの報道番組ですので、全国ニュースとは違い神奈川県内のニュースにフォーカスした報道番組です。私は、福岡で6年間生活をしていたので、神奈川県のことを勉強しなおしたり、記者に話を聞きにいったりして日々勉強中です。
―平日は毎日放送されていると思いますが、体調管理など気をつけていることはありますか?
青木さん:体調管理はとても大切ですので、記者時代から変えたことはお弁当を作るようになったことです。記者時代は、食べる時間も食べるものも気にしたことがありませんでしたが、今は食べるものには注意しようと思っています。
―毎日の放送なのでお忙しいなかで、お弁当を作るの大変じゃないですか?
青木さん:「毎日作っています」と言えればいいですが、土日に作り置きしています(笑)
■ベイブリッジから見える景色が大好きです。
―学生の頃に横浜市の観光親善大使を務めたご経験があるとうかがいましたが、横浜で好きな場所はありますか?
青木さん:私は、ベイブリッジから見えるみなとみらいの景色が大好きです。福岡で仕事をしていたころは、羽田空港から横浜に帰る途中でいつもこの景色を見ていました。横浜が地元ということもありますが、この景色は本当に落ち着きますし、大好きですね。
あと、横浜とは違いますが、先日取材でうかがった座間市にあるひまわり畑はすばらしかったですね。40万本のひまわりは圧巻でした。
―では、最後にキャスターとして大切にされていることを教えてください。
青木さん:神奈川の目線を忘れずにいたいと思います。全国ニュースでは扱わないことでも、神奈川県民には必要なことは必ず伝えていきたいです。それは、tvkだからこそできることですので、もっとアンテナを張ってみなさんにわかりやすくお伝えしたいです。
「NewsLink」 は「“つながる”“つなげる”」をテーマにしていますので、もっと現場に取材に行って、たくさんの方のお話を聞きたいですね。
―青木さん、本日はありがとうございました。
編集部のひとこと
小柄で柔らかい雰囲気の青木さん。しかし、お話をお聞きするうえで言葉に深みのある方でした。記者をされていたからでしょうか、こちらの質問にも真摯にお応えいただいたことが印象的です。
今後は、もっと現場に取材に行き、ご自分で書かれた原稿をキャスターとして伝える機会を増やしていきたいということでしたので、みなさんのところにも青木さんが取材に行かれるかもしれません!
編集部メンバー
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ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。 |
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家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。 |
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好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。 |