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輝く女性インタビュー

食を通して地域貢献活動を続けるcafeSanteオーナー河原みきさんインタビュー

cafeSanteの河原ご夫妻

cafeSanteの河原ご夫妻

川崎市麻生区でcafeSanteを経営されている河原みきさん。料理をすることが大好きだと語る彼女が、長年住み続けた街、百合ヶ丘駅の周辺地域で彼女なりのやり方で地域貢献活動を続けている理由を聞いてきました。

何ごとも行動することで動き出すのだと、当たり前のことをあらためて実感するインタビューになりました。人生を最大限楽しもうとされる姿勢にとても刺激をうけます!

ぜひ、お楽しみください。

聞き手:たいせつじかん編集部

アレルギーのある子でもみんなと同じものを食べられるカフェを作りたかった。

cafe Santeについて語る河原みきさん

cafe Santeについて語る河原みきさん

-まず、cafe Santeをはじめた経緯について教えてください。

河原さん:もともと自宅で「おうちcafe Sante」という料理教室をやっていたんです。夫といつか「おうち」を外して本当にカフェができたらいいねという話はずっとしていたんですが、あるときこのお店の前のオーナーからここでお店をやらないというお話があったので、カフェをやることになりました。

夫の仕事の関係もちょうどタイミングがよかったこともあり、前々からこのお店自体が気になっていたこともあり、思い切ってcafe Santeをはじめることにしました。

ーそうだったんですね。提供するお食事にはこだわりがあるとお聞きしましたがどういったことか教えてください。

河原さん:アレルギーがあり、みんなと同じ食事が食べられない子が多いじゃないですか。私も病気があるので食べられないものがあります。

そういった子でもみんなと同じものが食べられる食事を提供したいなと思い始めました。

ーカフェを始めて変わったことはありますか?

河原さん:お友だちが増えました。カフェを始める前は、近所の方と少しお話する程度でしたが、今ではお客さまや近所の方ともすごく仲良くしてもらっています。さらに、近隣のよみうりランド前駅や百合ヶ丘駅の周辺で飲食店を経営している女性オーナーたちと「よみ・ゆり女子部」を結成して、年に数回のイベントに参加したり、食事会をしたり、飲食店についての相談をしたりしています。

カフェをやる前と変わったことはこういうところだと思います。

ーこのエリアでさまざまなイベントを開催されているのですね!

河原さん:私たちが中心に企画をするものもあれば、ほかの方が企画されたものに協力させていただく場合もありますが、このエリアで活動しています。

このエリアの人たちが、元気になるような活動ができればいいなと思っています。

災害と食を考える

ポリ COOKについて語る河原さん

ポリ COOKについて語る河原さん

-ポリCOOKという調理法や、乾物防災食を広める活動をされているとお聞きしたのですがこのことについて教えてください。

河原さん:昨年から地域の飲食店仲間とプロジェクトを立ち上げ、地域のみんなが災害、防災について考えてもらえる活動を始めたんです。その中で、私は食について活動をしようと決めんたです。もともとがとても楽観的な考え方をするほうで、防災に対する危機感が薄かったので、これは自分が教える立場になることで自分を変えていこうと思い、ポリCOOKと乾物防災食について勉強を始めたんです。

ー防災に意識が高かったわけではなく、意識を高めるために自分を教える立場に持っていこうと考えたんですね!

河原さん:そうなんです。幸いにも、麻生区は震災直後も計画停電もなく安全な地域でしたから余計に個人的に危機感が募らなかったんですよね(笑)

ーでは、ポリCOOKについて教えてください!

河原さん:お店などにおいてあるロール状のポリ袋わかりますか?

ー支払い済みの商品を、袋に詰める台においてあるロール状の薄いポリ袋ですよね!それはわかります!

河原さん:あれよりも少し厚手のポリ袋(高密度ポリエチレン)を使って料理をすることなんです。クックパッドなどでも調べるとポリCOOKのレシピがたくさん出てきますよ!

ーポリ袋に食材をいれて料理するんですか?

河原さん:そうなんです。ポリ袋でお米を炊いたり、煮物を作ったりするんですが、災害時に何がいいかというと、ひとつの鍋で個別に複数の料理ができるということ、それぞれのからだの状態に合わせた料理が一つのお鍋で出来るということなんです。

災害時などの調理環境が限られたなかでも、いろいろな問題がある人に個別に調理された食べ物を提供できるんです。

ーなるほど!すべてがポリ袋で個別包装されているので、災害時にも効率的かつ安全に調理ができるんですね。

河原さん:そうですね。あとは、災害時だけでなく、日常生活でも忙しいママにはお休みの日に仕込んでおけば、時短料理ができるのでおすすめですよ。お湯を沸かしていれるだけですから!

ー乾物防災食についても教えてください!

河原さん:これについてももともとは災害食として考えられたものではなく、もともとあった考え方を災害時にも利用しようと考えたことなんです。

簡単にいうと、干した食べ物を水などでもどして調理することなんですが、そういったもので思い浮かぶものってありますか?

ー切り干し大根とかしょうか?

河原さん:そうですね。そういったものを思い浮かべられる方が多いですが、戻しただけで食べられる乾物やそのままでも食べられる乾物がたくさんあります。戻すときも水だけでなく、水分があるものであればいいので、ジュースや缶詰の汁、お豆腐やヨーグルトの水分でも戻して料理することができるんです。

ーなるほど、これも災害時などの限られた調理環境でもいろいろな料理が楽しめるようにしたいという発想から取り組んでいるんですね。

河原さん:そうですね。災害時に何ができるかと考えた場合に私は料理が好きなのでそういうことで貢献できたらうれしいですね。

自分たちにできることに集中する

cafe Sante

cafe Santeの看板

ー河原さんはご自身がやりたいことを無理なくどんどんやってきたという感じですね!

河原さん:お店を始めてからは、たくさんの知り合いやお友だちができました。その中で、みんなといっしょにいろいろなことに挑戦したり行動していたらやりたいことがどんどん見えてきました。

今では、近くのお年寄りが集まる場所で防災に関して語りあえる防災カフェをやったり、イベントを企画したり、お手伝いしたりとこの地域を中心にいろいろと活動しているのでとても楽しいですね。

ー今後はどのような活動をされたいとお考えですか?

河原さん:これからは自分たちにできることにより集中して活動していけたらいいなと思います。このあたりで、30代前後の若い女性たち中心のイベントもたくさん行われるようになってきました。そういう若い人たちから協力を依頼されれば喜んで協力しますが、まずは自分たちのような、子育てがひと段落ついたけど、まだまだ元気な世代が楽しめるイベントが少ないなと思っているので、この世代が楽しめるイベントをやっていきたいですね!

ーまだまだ、このあたりを元気にする活動を続けられるんですね!

河原さん:自分たちにできる範囲で続けていけたらいいと思っています。

ー今日はありがとうございました!

 

編集部のひとこと

ライター

ゆめちゃん

食を通した地域貢献活動を続けている河原さん。彼女の好奇心の赴くままに行動するお話は楽しいものばかりでした。生まれ育った街で生活する人たちを笑顔にしたい、みんなと仲良く生活したいという誰もが持っているであろう思いを実際の行動に変えて実現していくことは簡単なことではないと思います。

しかし、それをひとつずつ、仲間といっしょに始めていくことで何かが変わっていくのだということを教えてもらいました。

編集部メンバー

編集長
かなさん

ふたりの子どもがいるワーママ。お酒が好き。とにかく声が大きい。

ライター
せいくん

家事全般、特に料理が得意な新人ライター。気も声も小さい。

ライター
ゆめちゃん

好奇心旺盛。食べ歩きや女子会が大好き。いつもTシャツ。

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